9日の空である。
入道雲が、山沿いの空から湧き出していた、暑い一日だった。
しかし、天気は昨日から今日、明後日あたりまで雨空の予報になっている。
さて、永六輔氏が亡くなった。
そして、私は、今日、知り合いの葬儀に出掛けて来た。
葬儀が始まる前に、故人の在りし日が映像で流れ、別れを惜しんだ。
映像と言っても写真がほとんどで、夫婦仲良く収まっている姿が、その中にあった。
夫婦仲良い姿は、良いものだ。
いつも二人でいる時は、話も無くて、口を開けば喧嘩しかない、そんな二人だけど、
最後は、二人しかいない!と思えるのは、最期になってからのように思う。
今、良く思う事がある。
新婚生活から喧嘩ばかりして、何度も離婚の危機があった私達だけど、
「生まれ変わっても、また結ばれるのは、今のカミさんしかないなー!」と。
どうしてか?と言えば
今の子供達に会えない、
我々二人からから生まれて来る子供達が、やはり今の子供達であって欲しいのだ。
そして、今以上に幸せな夫婦の時間を作ってあげたい、と思う。
仲の良い家族の姿を残せるのも、あとわずかの時間かも知れない、わざとらしくなるようだけど、なるべく近くによって写真に写るようにしようかな?